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設立趣旨

 私どもは、長崎とスペイン・中南米の国々と文化の交流を図り、相互の理解と親善の増進に寄与する組織を長崎の地に作りたいと考え、計画を立ててまいりました。

ご存じのとおり、スペイン世界は歴史的にも文化的にも魅力にあふれる国々であります。
しかしそれだけではなく、長崎とは深くて長い結びつきのある国々でもあります。

1571年にフランシスコ・ザビエルとともにキリスト教の布教を目的に日本にやってきたコスメ・デ・トーレスというスペイン人宣教師が、キリスト教徒が平和に暮らせる場所を探し求めてこの長崎の地を選び港を開きました。

私たちはスペイン人が都市計画をした街の延長線上に住んでいるのです。
西坂の丘で初めて殉教した26名のうち、外国人宣教師は6名でしたが、そのうち4名がスペイン人、1名がポルトガル人、そして最後の1人はメキシコ人でした。

これらのことを考えるだけでも、スペインや中南米の国々について学び、その国の人々と交流する機会をつくる組織が長崎に存在しないことは不思議なくらいです。

下記の通り「スペイン世界友の会(仮称)」の設立集会を開催し、別紙概要案と会則案も合わせて検討し、関心のある方がたとともに未来に続く組織を設立させたいと考えております。

「スペイン世界友の会」入会申込書及び設立総会参加申込書を添付いたしております。よろしくお願いいたします。
多くの方々のご参加をお待ちしております。

設立発起人

田村 美代子(長崎外国語大学名誉教授)
徳山 光(スペイン美術研究家、長崎外国語大学非常勤講師)
山口 正見(スペイン菓子 サン・オノフレ:オーナーシェフ)

長崎スペイン世界友の会 設立総会
日時:2012年10月12 日(金)午後6時〜8時(参加費1,000円:軽食あり) 
場所:日本26聖人記念館 集会場(記念館と同じ建物。西坂教会前から入る)