発表題目

雪のサンタ・マリアのほくろ

―その発見・否定・復活―

テキスト ボックス: 発表要旨
日本二十六聖人記念館所蔵の≪雪のサンタ・マリア≫の頬に見られる「ほくろ」の発見の経緯、そしてその否定、そしてその復活の経緯、とその「ほくろ」の意味について述べる。島原、天草、長崎におけるセミナリオのイタリア人絵画教師ジョバンニ・ニコラオと当時最新の神学講義を行ったスペイン人宣教師ペドロ・ゴメスとの関係から、画学舎おける活動の一つの実態を知り、その重要性を感じていただきたい。

講師:徳山 光氏

略歴:九州大学文学部美学美術史学科卒業。長崎県立美術博物館学芸員。長崎県美術館所蔵の須磨コレクション「スペイン美術」の一般公開に尽力。また追加譲渡された須磨コレクションのスペイン美術360点余の受け入れのための整理作業、公開のためのいろいろの業務に携わった。

 

日時:20181027日(土)14:0015:30
於: 日本二十六聖人記念館 ホール (3階、記念聖堂前から入る)

主催者:

長崎スペイン世界友の会

事務所;中園町17-14

電話・Fax: 095-844-3318

問合せ: 田村 090 8830 6407